おっさんと柔術(練習前のマナーについて)

柔術
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柔術は相手と密着する機会が多く、それゆえに気をつけなければならない暗黙のマナーがあるように思う。指導者が指摘しづらい点もあるので、今回はおっさんの独自視点で説明したいと思う。

練習前のマナーその1:爪を切ろう

おっさんは練習前に必ず爪を切る。これは自分を守るためでもあるし、相手にケガ(傷)をさせないためでもある。

まず自分に対してだが、爪が長いと掴んだ時に道着に引っかかって剥がれたり、指が巻き込まれてケガをするリスクがあるからである。かなり痛いし、出血したりすると相手の道着にも血が付着して迷惑をかけるので、爪は切っておいた方が良い。

相手に対しても、爪が長いと掴む際にひっかいたりするリスクがある。特に襟の付近を掴もうとバタバタやっているときに、誤って顔のあたりを「シパッ」と引っかいて傷つけたりする可能性があるのでよろしくない。

両手両足の爪は必ず切っておこう。

練習前のマナーその2:カラダを清潔に

おっさんはなるべく練習前にシャワー浴びて歯も磨くようにしている。

そんなことを書くとフツウの人はこう考えるかもしれない。

「何? デートに行くわけでも無いのに練習前にシャワー浴びて歯も磨く? おっさんどおしでこれから取っ組み合いをしてベトベトになってハアハアするのに? あほちゃう?」

正論である。しかし密着した取っ組み合いをするからこそカラダを清潔にしてニオイなどに気をつける必要があるのである。特に汗を多くかく季節では自分の想像以上にニオイがきつくなってくるため、マナーとして必要ではないかと感じている。特に足の裏などはジメジメした季節になると水虫感染リスクもあるので、できるだけ清潔にしておきたい。時間がなければアルコール入りのウエットティッシュで拭いたりするのもいいと思う。

歯を磨くというのは要するに「口臭予防」である。特にタバコを多く吸っている人は練習前には歯を磨いておいた方がよい。タバコを吸わない人はタバコを吸う人の独特の口臭や体臭を毛嫌いする人が多いのである。ヘビースモーカーだと服自体にタバコのニオイが染みついていたりするので、注意が必要だ。

練習前のマナーその3:道着も清潔に

柔術が好きな人は、仕事をしていても週に3~5ぐらいのペースで練習したりする。練習熱心なのは素晴らしいが、道着の着回しにも気を付けないとニオイがすごいことになったりする。たくさん練習する人は道着もいくつかストックしているのが普通かと思うが、なるべく練習後は洗濯した方がいいだろう。柔術の道着は柔道と違ってワッペンとかペタペタ貼って独自仕様にするのも可能なので、自分なりのオシャレ仕様を考えていくつか道着をストックしておこう。ちなみに生地が厚いと洗濯しても乾くのに時間がかかるので注意が必要だ。生乾きはニオイがキツイぞ。

 

んじゃまたね。

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