普段から気を付けていても風邪もしくはインフルエンザになるときがある。風邪をひいてしまった場合の回復手段はひとそれぞれだと思うが、今回はおっさんがおススメする回復手段を紹介したいと思う。ちなみにおっさんは医者では無いので実践は自己責任でお願いしたい。
その① 自分の体質を知ろう
まずは自分がどのような体質なのかを理解しておく必要がある。流行している風邪やインフルエンザの種類にもよるが、基本的な自分の体質を知っておかないと効果的な対応ができないからだ。体質のチェックはざっくり以下のようなものがあると思う。
- 体力がある方なのか、無い方なのか
- 持病やアレルギー反応をもっているか
- 体温はどの程度か(暑がりか寒がりか)
- 内臓(特に胃腸)の働きはいい方か
- 初期段階でどのような症状になるか(鼻水が詰まる、咳が出るなど)
自分の体質を理解しておけば、悪化するまえに症状を検知し、効果的な対応を取ることが可能である。全力で治すことに集中し、治った後も気を抜かないことが重要である。

その② 薬に依存せず自己回復能力を信じよう
とりあえず「市販の風邪薬を購入して寝る」という人も多いのではないかと思う。これでもいいのだが、風邪薬だけでも一棚埋まるぐらい種類も豊富で値段もピンキリである。しかも風邪薬というのは基本的に「症状を緩和する」ことが目的であって「治す」ことではない。つまり風邪を「治す」ためには身体を休めて細菌やウイルスと闘う身体の治癒能力を高めていくのが対応の基本なのである。
おっさんのおすすめは風邪の初期段階で自分に適した漢方を飲んで、自己回復能力にターボをかけた後、鬼のように着込んでひたすら寝て食べるという殺法である。シンプルだが効果絶大だ。準備も必要なので具体的に書いていきたいと思う。
その②-1 漢方のチョイス
一般的には「葛根湯(かっこんとう)」が有名であり、ドラッグストア(コンビニも?)に行けば大体購入できる。とりあえず三日分ほどの葛根湯が欲しいところだ。他にも漢方はイロイロとあるので、自分で調べて他の漢方をチョイスしてみてもいいと思う。「ツムラ」のサイトは分かりやすくて情報量が多いのでおススメしたい。
その②-2 食べ物と飲み物
食べ物と飲み物については基本的に身体が求めるものを準備すればいいと思う。ただし、脂っこいものやお菓子などはおススメしない。あくまで栄養があって手に入りやすく、値段が手ごろですぐに消化できるようなものをチョイスしたい。とりあえずおススメ一覧を作ってみた。
名称 | おススメ理由 |
水 | 必須!常に2ℓは手元に置いておきたい。 |
リンゴジュース | 水分補給に加えてビタミンなども。甘いものが欲しくなった時にも有効。 |
バナナ | 全てにおいてバランスが取れている優れもの! |
ポカリ | 粉のヤツが良い。大量に汗をかいたときにはコイツで決まりだ! |
カロリーメイト | 非常食に最適!食欲無くても流し込める。一人暮らしにはコイツだ! |
炭酸飲料 | 咳や痰が続くような場合に有効。個人的にはコーラ。 |
カロリーメイトなんかはネットで買うよりも、ドラッグストアの方が安くてイロイロ選べる場合が多い。安い店を事前にピックアップしてある程度備蓄しておくといいだろう。ドリンク類は重いので、日持ちするのはネットで購入するとよい。炭酸系は気が抜けるので小さいサイズの缶タイプのものがおすすめ。
その②-3 寝るスタイル
ヒートテック系を重ね着して靴下をはき、首と頭にタオルを巻く。湯たんぽでオナカをあっためて布団と毛布を上下に数枚重ねて寝る。これは汗をドバドバ出しても構わないようにするためで、暑くても我慢して熱で細菌やウイルスをぶち殺す作戦だ。定期的に水分補給し、必要に応じて頭にアイスノンベルトを巻く。マスクをしてティッシュをそばに置いておく。
その③ 最後の砦お医者さん
高熱が続いたり自分でコントロールできないレベルになりそうならば、やはりお医者さんに相談することがベストだろう。最初から医者に行け?そう思うかもしれないが、風邪が流行っている時期に医者に行っても軽く3~4時間(個人的に6時間待たされたこともある)待つ羽目になる可能性が高いし、待っている間に具合がより悪くなる危険もある。
医者の方でも限られたリソースで対応しなければならないため、優先順位を付けた診療を行いたい。来たものは拒めないが、軽度の風邪程度であれば「家で寝てた方がいいよチミ」と思っているのではないだろうか。
可能ならば患者の過去データや体質等も理解しているかかりつけ医を近所に持つことがいいだろう。医者といっても何でもすぐに治してくれるというわけでは無い。なるべく常日頃から感染しないよう、うがい、手洗いなどの基本動作の徹底が必要であると思う。
んじゃまたね。
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