IT業界で生き残る方法(体力編)

健康
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IT業界で長く仕事をするためには体力も重要になってくる。どの業界でどういう仕事をするにしても体力は必要かと思うが、IT業界といえども例外ではないというのがおっさんの結論である。技術系ならば一般的にPCの前で何時間も座りっぱなしというのが多いかと思うが、このような座りっぱなしの状況でカラダのメンテナンスを怠ると、中年以降で必ずどこかがおかしくなり、精神面にも重大な影響を与えるようになってしまう。今回は肉体面を中心にどのようなメンテナンスをすればいいのかを実践的に考えていきたいと思う。

 

現状分析1 現状の体力はどの程度なのか?

客観的に自分の体力が現在どの程度なのかをまず理解しよう。運動の習慣が無いと想像以上に体力が低下している場合が多く、いきなりキビシイ運動を行うとケガをしたりする場合が多いからである。体力といってもさまざまであるが、おっさんは筋力、持久力、瞬発力、柔軟性、回復力のバランスだと思っている。これらを客観的にかつ簡単に測定できる方法を紹介したいと思う。

【筋力】

筋力トレーニングは多種多様にあるが、器具無しで自宅で簡単にできるものから、どの程度自分に筋力があるのかを測定する。

腕立て伏せ、スクワット、上体起こし、バックエクステンションをそれぞれまず20回程度やってみて、どの程度疲れるかを自分のカラダで確認する。やり方も筋トレの部位もイロイロとあるが、この4つの基本でまず確認するといいと思う。余裕があるならセット数を増やすか、別の筋トレを混ぜるのがいいだろう。

【持久力】

簡単に確認できる方法としては、通勤時にどれだけ歩いて、どれだけ階段を上り下りできるかどうかを測定してみることである。毎日確認できるし、「歩く」というには運動の基本だからである。これで自分の持久力を大体把握してから、走るなり、泳ぐなりのプロセスに入った方がいいと思う。簡単だし。

【瞬発力】

一般的な体力テストでは「反復横跳び」とかやるのだが、おっさんが夜中にこんな動きをしていたら通報されてしまうので注意が必要だ。簡単にできる方法としては上記の筋力や持久力の測定行為を素早くできるかどうかで試してみるといいと思う。時間を計って、同じ時間で同じ動作を多くできるようになるならスピード(瞬発力)が上がっているということだからだ。歩くなら早歩きするだけでも効果がある。

【柔軟性】

各種ストレッチやヨガの姿勢をどの程度できるのか?全身でチェックするのがいいと思う。特にヨガは呼吸法も含めたストレッチ要素があるのでかなりおススメだ。ただし、夜中に公園でライオンのポーズとかやっていたら確実に通報されるので注意が必要だ。おっさんは通報されやすい生き物なのだ。

【回復力】

ここでいう回復力というのは、一晩睡眠を取ったうえで肉体的、精神的にどれだけベストコンディションに戻るのかという視点で考えている。体力が低下すると回復力やケガの治りも低下してくるので、どれくらい休息をとれば回復するのかを客観的に理解しておく。睡眠時間はひとそれぞれだが、質のいい睡眠が重要である。可能ならば昼寝なども混ぜると効果的だ。

現状分析2 日々の運動量はどれくらいか?

営業職などは外で歩く機会が多いためそれなりの運動量があると思うが、間接部門や技術職だと一日中座りっぱなしというのも珍しくない。1週間の単位でどの程度運動しているかを把握し、自分の体力に応じた運動の機会を意識的に作っていくことが重要だ。平日の仕事終わりにジムに通うのもいいし、休日にサイクリングしたり、山に登ったりなど、趣味の延長で運動する要素を取り入れる。

現状分析3 アクティブに動いたり、カラダを動かすことが好きか?

自分の気質や体質、趣味を客観的に確認し、どんなことが好きなのかを理解しておく。キライなことをやっても長続きしないので、スキの延長でカラダを動かす要素を取り入れる。趣味が読書や映画鑑賞という内向的な要素が強いなら、意識的にカラダを動かす要素を取り得れる必要があるので、例えば物語の舞台になった場所の聖地巡礼とか、主人公がやっていたスポーツを自分でもやってみるとかである。逆にトライアスロンや格闘技など運動量が激しいことを趣味にしているなら、意識しなくても動いているのでそれほど気にすることもない。

対策1 習慣化の重要性

さて、上記のように自分の体力を理解した上で運動対策を行うのだが、一時的に頑張ってみてもすぐに元に戻るので習慣化が重要である。毎日歯を磨くようにストレッチをしたり、スクワットをしたりできるようになれば特に意識しなくても体力を維持することができる。余談だが高齢でも若々しい黒柳徹子さんは毎日寝る前にスクワットを50回程度やっているそうだ。おっさんもイロイロとやっているが、特に柔軟性を重視している。カラダが固いとケガをしやすくなるし動作全体のバランスが崩れてくるような気がするからだ。

対策2 ストイックにやりすぎない

なんでもそうだがやりすぎはよくないので、厳格なルールを決めずに緩くやった方が継続できるような気がする。計画を立てて実行と改善を繰り返しながらより高い目標を定めて継続していく、というのは「おっしゃる通り」なのだが、個人的にはもっとゆるい感じでもいいんじゃないかと思う。中年以降は「無理をしない」ということが一番重要だ。休むこともカラダには重要なので体調が良くないときは無理せず休もう。

 

対策3 楽しむ

修行ではないので楽しみながら運動することも重要だ。なんでもいいから楽しめる要素を見つけると継続できる。登山でもキャンプでも釣りでも楽しみの延長でカラダを動かすことができれば体力も維持できるだろう。おっさんの場合は柔術とか旅行なので、それらに見合った体力維持を心がけている。スキで楽しいというのは継続するための最も強力なエンジンなのだ。

 

んじゃまたね。

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